村民たちに上着を引き裂かれ、ブラジャーを引き剥がされた女性民生局長
遺体を火葬するよう説得工作に来た女性民生局長が、村民に包囲攻撃を受け、上半身の服を剥ぎ取られたという話。
なんか一歩間違うと18禁ネタになりそうな事件なんですが、なんか怪しいんですね、この事件(そっちの方で怪しいという訳ではなく)。
事件背景の説明が欠如しているので、なぜこのような事態を招いたのかわからないのですが、たかが火葬の話に県民生局長に加え鎮(県の一つ下級)政府のトップである鎮長、党組織トップの党書記まで乗り出して、わざわざ遺族の家まで出向いているんですね。しかも死亡翌日に。
これだけでもひじょ〜に怪しいのですが、加えてこの死者の死因については「事故死」という記述のみ。いよいよ勘ぐってみたくなっちゃいます(笑)。
それで、行政トップが自ら訪問して何を話し合っているのかというと、「年金」の問題なんです。遺族の条件が高すぎるという理由で初日の説得工作はお流れになってます。
なんで「年金」の問題がでてくるのか。「条件が高すぎる」って何?怪しさはいよいよ増すばかりです。
2日目、遺族と行政トップの間で「年金」問題について合意に至った後で、今回の襲撃?事件が発生します。
一般に中国の農民は本能的に官を恐れます。よほどのことでもないかぎり、政府官僚を襲撃することなんてありません。なんらかの切羽詰った理由があるものと思われるのですが、記事では完全にスルーしてます。
可能性として考えられるのは、この死者の死因に県政府もしくは県政府幹部が絡んでいて、証拠隠滅のため火葬を急いだというものです。そうでもなければ党と政府のトップが揃って一村民宅を訪問するなんて考えられませんし、なにより対応が早すぎます。このように考えると遺族と年金(おそらくは死者の両親の生活保障)の問題でもめた、というのも説明がつきます。
もっとも、これらはすべて推測に過ぎませんが……
最後に、官僚を襲撃した村民2名は公務妨害という理由で懲役一年の判決を食らってます。何があったのか……永遠の謎です(笑)。中国各地で起きている党幹部がらみの事件と同じく、すべては闇に葬られるのでしょう。
参照元(中国語):
http://news.163.com/05/1028/07/214QUB4C0001122E.html