「年俸制」、日本でも近年一部企業で取り入れているこの制度、プロスポーツ選手みたいでかっこいいのですが、その時代の最先端を行っているのが中国の出稼ぎ労働者、みんな年俸制だったりする。
でも別にもらう物たくさんもらっているわけでもなく、特殊技能があるわけでもない。ある雇用主曰く、
出稼ぎ労働者の離職を防ぎ、企業の生産活動を保証するため「年俸制」を採用しているんだ。
さすが「特色のある社会主義」国家。労働者の権利より資本家の利益の方が大切ということか。
毎月数十元の生活費だけ支払い、残りは年末決算、もし労働者側に契約違反行為があったら強制的に未払い賃金から引き落とす。また、法律で定められている休暇日(いわゆる日曜日)もない。
これって「搾取」ですよね、マルクスさん。
まあこれでも最後にちゃんと給料を払ってもらえるならいいのだが、そうはいかないのが中国、一年タダ働きさせた挙句、給料払わず逃げ出す工事請負業者がいっぱい。
もっとも、払いたくなくて払わない工事請負業者ばかりではなく、工事発注側が工賃を支払わない場合もあるのだが。
そして、この国のすごいところが支払いを延滞する工事発注側の中に政府機関が含まれているところ。なんだかんだ理由つけてカネ払わないんですよ、こっちの政府機関。例えば河南省の例、
河南省が省内の工事費用未払い政府機関を公開………省政府これらの政府機関に対し外国への視察、高額設備の購入を不許可とし、高額の消費を制限する。
カネ払わないのに外国への視察旅行に出かけるのですか。
これら政府による支払い延滞の裏側に、それぞれ悲劇が隠されている。
平頂山市接待旅館平頂山ホテル改築工事590万元未払い4年、工事請負方の王貴金借金返済のため自宅自家用車を売り払い、自宅内の売れるものはすべて労働者に略奪される。
汝陽県陶営郷政府未払い工事費15万元。賃金未払いの労働者が工事請負人の宗建シンの自宅で騒ぎを起こすだけでなく、工事請負人宅に住み着く。自宅に帰ることができなくなった宗建シンやむなく炭鉱で出稼ぎ労働の日々を送る
通許県歴庄郷政府未払い工事費50万元未払い6年。工事請負方の部長郭清民富裕層から一夜にして「債権持ち」の貧困層に転落、さらに暴行を受け重症を負う。
等等………
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参照元(中国語):
http://news.xinhuanet.com/mrdx/2005-08/04/content_3307602.htm
http://news.xinhuanet.com/mrdx/2005-08/05/content_3312642.htm